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ブログ更新2770回目。
さて、昨日に引き続いてチャーター輸送のメリットについて
お話ししたいと思います。
2 製品へのダメージを少なくできる
食品にはその性格上、取り扱いに慎重さが求められるものが
多くあります。
なぜなら、消費者は製品に傷や凹みが無いものを選んで
購入するという習慣があるからです。
例えばシュリンク包装品や最近人気のチルドカップ飲料などは、
荷姿が衝撃に弱いことから扱い方によっては簡単に容器が
傷付きます。
こうなると納品先では受け入れしてもらえず、返品や
欠品処理の対象となってしまいます。
また段ボール製品の場合、角の潰れや湿気で段ボール紙が
柔らかくなってしまうことがありますが、製品本体に
影響がなくても納品先で受け取りを断られることが
少なくありません。
共同配送や路線便などは、ほとんどの場合複数回の
積み替え作業が必要になります。
その際、運搬方法がパレットからカーゴテナー(カゴ台車)
に変わるなど製品がダメージを受ける可能性が多くなります。
その点、チャーター輸送は積み込みをした後にトラブルの
原因となる作業をせずに納品先へ向かうケースが多いので
製品へのダメージを最小化することが可能です。
もちろん、共同配送や路線便を請け負う物流会社も製品事故を
防ぐために様々な手法を用いているわけですが、同じ物流品質
だとすればチャーター輸送のほうが製品事故発生の可能性は
明らかに低いと言えるでしょう。
コストだけにとらわれず、納品先が何を重視しているか、また
自社製品の強度などを参考に物流の選択肢を判断することが
重要です。
長くなりましたので、続きは次回にお話しさせていただきます。
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