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ブログ更新2629回目。
9月29日は、私が所属する茨城県経営者協会水戸支部の
総会でした。
前半はこれまでの取り組みや今後の事業計画について
説明を受け、後半は特別講演として茨城県出身の
名字研究家による「名字についてのあれこれ」を
学びました。
この総会での学びは、冒頭にあった会長である寺門氏の
講和の中にありました。
VUCAと呼ばれる時代は、不確実性の高い「まさか」の時代である。
VUCAとは、
V:Volatility(変動性)
変化の量・質が予測不可能な状態
U:Uncertainty(不確実性)
気候変動や新型コロナウィルスなど予測できないことが起きる
C:Complexity(複雑性)
個人がさまざまなコミュニティや組織と接点を持ちビジネスはより複雑に
A:Ambiguity(曖昧性)
過去の実績や成功例に基づいた方法が通用しない曖昧性の高い世界へ
これらの頭文字をとったもので、2010年あたりから変化が激しく
不確実な社会情勢を指してVUCA時代と呼ばれるようになりました。
実際に、コロナの流行で市場は一変しましたし、Amazonのような新たな
参入者によって小売り業界だけでなくSCM全体の捉え方が変わったことは
VUCAの象徴のように感じます。
会長は、この時代を生き抜くための経営者として必要なこととして
以下のお話をされました。
最も大切なことは、即時行動即時処理であり、直感的意思決定を
磨き続けることが大切であると教えてくれました。
慎重に時間をかけて答えを出したくなる気持ちはわかるが、
VUCA時代では短時間の中でも状況は一変するので、可能な限り
意思決定のスピードを上げることが不可欠。
そもそもいくら考えても出てくる答えに大きな違いは無いことが
多いので、サッサと考えて答えを出してしまえと言うことだと
思います。
そのために必要なこととして、
・現在に胡坐をかいて安心しない
・過去に依存しない(貯金能力で何とかしようとしない)
・アンテナを高める(情報収集力を鍛える)
・やるべき仕事は可能な限り即時処理する
要約すると、こういった内容だったと感じました。
「そのうちやろう」「いつかできたらいいな」こんな気持ちで
後回しにしていることってたくさんあると思いますが、
その”いつか”が来るまでに時代や環境が変わり、やるべきことは
変わってしまうかもしれません。
できない言い訳をせずに、出来る限り社内改善や生産性の向上、
スキルアップ、新たな勉強は進めておく。
ここが肝のように感じました。
社内の状況を考えれば、急がせるとミスや不協和音が大きくなる
ことも考えられますが、この時代にスピードが必要な理由を
わかりやすく解説して説得していくことを考えたいと思います。
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