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ブログ更新2754回目。
冷凍・冷蔵食品に関するニュースの中で『コールドチェーン』という
言葉を耳にすることがあると思います。
最近では、コロナウィルス対策のワクチン輸送のニュースで
使われていましたね。
今日は、そのコールドチェーンについてお話したいと思います。
コールドチェーンを簡単に説明すると、
「生産地から消費地まで、一貫して低い温度を保ち商品が
流通される仕組みのこと」です。
具体的には、野菜や鮮魚など傷みやすい食品を品質を保ったまま
安全・安心で美味しい状態で消費者まで届ける物流手法になります。
低温度での管理が途切れないように、運搬や保管といったプロセスを
つなげていくことが”冷たい連鎖=コールドチェーン”と呼ばれるように
なった理由で、一部の医薬品や冷凍・冷蔵食品物流では
コールドチェーンを途絶えさせないことが必須の条件になっています。
コールドチェーンは、『生産・加工』、『流通』、『消費』の
各過程において一貫して低温度を保つために様々な工夫が
されています。
生産・加工プロセスでは、コールドチェーンの第一段階として
『予冷』があります。
予冷とは、例えば青果の出荷前に行われる低温処理のことで、
これを行うことにより品質の劣化を最小に抑制する効果があります。
予冷後の青果は、出荷までの間、適切な温度管理がされた
冷蔵倉庫で保管を行います。
また、肉や魚、加工食品などを冷凍して流通する場合には、
通常冷凍では細胞が壊され品質が低下してしまうことから、
品質を保ったまま冷凍を可能とする急速冷凍機によって
冷凍処理をされることもあります。
流通プロセスは、生産地から消費までを結ぶ過程となり、
コールドチェーンの中でも輸配送企業が担当する部分です。
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