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ブログ更新2742回目。
日本の貿易相手国シェアの推移表を見て、自分が
誤解していたことに気付きました。
米国と一緒に成長してきた歴史があるものの、
やはり中国依存型なのだから見るべき相手は中国。
そんな意識でいたのですが、この表を見て考え方が
変わりました。
米国は直近で約15%前後。
EUは11.7%しかないんですね。
欧米合わせて27%に満たない一方で、中国単体の
シェアは約24%。
欧米+中国=51%となります。
この数字を見て感じたことは、その他の国との貿易は
どうなっているのだろう?ということ。
世界にはおよそ200の国が存在していますが、
そのほとんどの国々とはわずかな取引しかしていないと
いうことなのでしょうね。
さらにさらに。
4分の1以上が中国ということで、これはこれで高いなと
感じるのですが、注目すべきはアジア圏の数字です。
中国を含めたアジア圏の貿易シェアは54%となっているのですが、
中国の数字を引いてみると30%となります。
そう。
中国以外のアジア圏の国々との取引のほうが中国単体よりも
取引量は多いということです。
ここが私の誤解していた部分です。
アジア圏の国の数を考えれば中国より多くて当たり前だとも
言えるのですが、しかしインドやシンガポールを含めたアジア圏の
国々との貿易シェアは過去5年にわたり欧米のシェアを超える
30%超という事実は見逃せません。
アジア圏市場が成長していることは知っていましたが、
ここまでシェアが高いとは思っていませんでした。
成長が期待されるミャンマーやインドを含め、アジアの成長は
これからと言われています。
日本国内市場が頭打ちになっている中で、コロナ禍による
インバウンドの激減を考えるとアジア圏市場への輸出ビジネスに
活路を見つけていきたいところ。
今後はもっと日本の優れた製品を消費欲の旺盛なアジア圏に
売り込んでもらいたいですね。
茨城乳配では、アジア圏を対象にした食品輸出サポートサービス
「アジア生鮮便」を展開しており、集荷から通関、航空・海運の
手配まで幅広く対応しています。
国内の中小一次生産者やメーカーがアジア圏に打って出るお役に
少しでも立てるように。
サービスに磨きをかけていきますので、お困りの際は是非
ご相談ください。
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