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ブログ更新2744回目。
昨年新車へ代替した3台のトラックの売却が完了しました。
いつも使い終わったトラックを売却する際に思うことは、
中古トラックの価格は本当に水ものだということ。
トラックを探しているお客様がいれば買取会社の見積もりは高くなり、
いなければ安くなる。
当たり前と言えばそうなんですが、しかしその価格の動き方が
あまりにも極端で戸惑います。
今回の3台を例にすると、
1台は4トン増トン車という特別に積載を高めた中型の冷凍車で、
平成24年に約900万円で購入し走行距離は90万キロを超えています。
寿命を迎えていることに加え特殊車両ということで高い価格が
付きにくいトラックですが、昨年の秋ごろは買い手がいるという
理由から120万円で買い取りさせて欲しいというお話がありました。
当時は社内で故障車が発生し売却は断念することになって
しまったのですが、その後買い手が見つからず今回の買取価格は
約80万円と2/3になってしまいました。
この40万円という金額は、清算価値としては非常に痛い。
この車両が1年で稼ぎだす利益の1.5倍に相当するからです。
残りの2台については、平成23年に750万円程度で購入した
4トン冷凍車で走行距離はどちらも92万キロでしたが、
買取価格は78万円となりました。
昨年末に見積もり依頼をかけた時には45万円前後だったのですが、
今回は探しているお客様がいるということで1.7倍に価格が
上がりました。
簿価上は1円程度の資産価値になっているものが約80万円になる。
このように、物流企業にとって使い古したトラックをいかに高く
清算するかは収益性を高める上で避けては通れません。
特に現在はコロナ禍によって相場の見通しが難しくなっているので、
良いタイミングで売却できるように中古トラック相場に
注目していきます。
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