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ブログ更新2141回目。
セブンイレブンが24時間営業の見直し実験を行うようです。
セブンイレブンの凄さ、それは物流です。
通常、物流は戦略やマーケティングの要請を受けて設計される
ものですが、セブンイレブンの場合は物流に大きな権限が与えられて
います。
例えば新規出店でどんなに良い立地を見つけても、出店の可否は
セブンイレブンの店舗向け共同配送センターからの時間によって
決定されます。
具体的には、原則センターから出発して6時間以内で帰って来られる
立地にしか出店させないからです。
セブンの主力商品である米飯やパン類は1日に4便体制ですから、
6時間×4便=24時間となるためです。
所謂、ドミナント出店というやつですね。
4回配送には鮮度確保と需要予測によるチャンスロスの低減など
たくさんの理由がありますが、24時間営業をやめるということは
このシステム自体を大きく変えなければいけません。
米飯の製造コストやタイミング、物流コストなど緻密な計算によって
成り立っているシステムですから、時間短縮によってコストが大幅
アップなんていうことも十分に考えられます。
今後どのような動きになっていくのか、物流関係者は要チェック
ですね。
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