茨城県・栃木県の冷凍・冷蔵食品物流なら茨城乳配にご相談を!!
ブログ更新2559回目。
今日は、冷凍・冷蔵倉庫の温度帯についてお話しさせて
いただきます。
冷凍倉庫、冷蔵倉庫と言うと、温度がマイナスか
プラスかの違いのように思いがちですが、
実は温度別に細かく分類されています。
主な分類は以下の通りです。
C3級 +10℃以下-2℃未満
C2級 -2℃以下-10℃未満
C1級 -10℃以下-20℃未満
F1級 -20℃以下-30℃未満
F2級 -30℃以下-40℃未満
F3級 -40℃以下-50℃未満
F4級 -50℃以下
最も多い温度管理倉庫の温度帯は乳製品や和日配品などに
使われるC3級と呼ばれるチルド倉庫。
消費・賞味期限の短い食品が多いために、在庫型の
倉庫としては規模の大きなものはそれほど多くありません。
最近多くなってきた在庫を持たない通過型のセンターは、
この温度帯のものが多くなっています。
冷凍食品やアイスクリームなどは、F1級相当の倉庫です。
ほとんどの冷凍食品は基本的に-20℃以下、
アイスクリームは-30℃以下での管理が一般的です。
アイスクリームは、クリームの中に内包される空気に
よって口溶けやまろやかさが生み出されるので、
その空気が抜けないようにするために冷凍食品よりも
低い温度設定になっています。
F4級は冷凍マグロなどの保管に使われる倉庫です。
呼吸が苦しくなるほど低い温度で、専用の防寒具と
マスクが必要になります。
このクラスは保有している企業が少ないため、希少性が
高い倉庫になっています。
一般的な食品物流の倉庫はC3級からF1級あたりに集中
しており、物流会社が所有しているものから営業倉庫まで
様々な形態があります。
当社でもC3級とF1級の倉庫を所有しています。
いかがでしたでしょうか?
今日は冷凍・冷蔵倉庫の温度帯についてお話してみました。
もっと詳しく知りたい、見学してみたいという物流担当者様は
是非ご相談ください。
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