茨城県・栃木県の冷凍・冷蔵食品物流なら茨城乳配にご相談を!!
ブログ更新2557回目。
今日は、茨城乳配が手掛ける冷凍・冷蔵大型トラックの
業務を紹介するシリーズです。
量販店の店舗配送業務についてお話したいと思います。
量販店とは、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの
小売店。
これらのうち、1店舗の売り場面積が大きいチェーンでは
物流センターから各店舗へ商品を届ける際に大型トラックを
使用することで配送効率を上げています。
♦トラックの仕様
まず冷凍・冷蔵装置について。
装置が装備されていることは当たり前ですが、多くは直結型と
呼ばれるトラックのエンジンに冷凍装置を直結する仕様に
なっています。
理由は、下記の3つです。
①直結型はサブエンジン型に比較してイニシャルコストが安いこと
②センターから店舗までの距離が比較的近いため、冷凍能力や
故障リスクをあまり考えなくて良いこと
③納品が朝方から午前中に集中することから周囲の住宅に配慮して
稼働音が小さいものを選択する必要があること
♦テールゲートは必需品
次に、その他の装備について。
この業務に従事するトラックにはテールゲートリフターという
昇降機が装備されていることが一般的です。
これは、センターでの仕分け作業やトラックへの積み込み、
また納品先店舗での荷下ろし業務を円滑に行うために
車輪がついたカゴのようなロールボックスパレット、
通称”カゴ台車”と呼ばれる物流機器を使用するため、
その積み下ろしに不可欠なものであることが理由です。
また、4トン車と同じトラックバース(積み込み場所)を
使用できるように床の低い低床ボディを採用するケースが
多くなっています。
茨城乳配の店舗配送業務に従事する大型トラックについても
ほとんどが低床ボディになっています。
♦業務の特徴
業務の特徴は主に以下の3点が挙げられます。
⑴積み下ろしの効率が最優先
1日最低2回転の配送が基本になるので、積み下ろしの効率が
最優先になります。
特に、一度センターに戻り2回戦目を積み込むタイミングや
準備が効率に大きな影響を与えるので、センター側との
連携が重要になります。
⑵需要変動への対応が不可欠
特売や店舗ごとの販売予測によって、お店ごとの輸送量は
日々変動します。
出来る限り台数を増やさずにフレキシブルに対応できる
社内連携や、非常時に緊急対応できる余力をどのように
確保するかが問われます。
⑶365日対応が必須
量販店は365日稼働の店舗が多いことから、業務を熟知した
複数の乗務員を育成することが必要になります。
また、トラックについても点検や整備、故障が理由で
業務を止められないため、特殊な装備が搭載された余剰車両を
確保できる体力や経験、業務量が必要になります。
いかがでしたか?
量販店の店舗配送を担う大型トラック業務の特徴について
お話してみました。
店舗に納品しているトラックを見かけたら、チェックして
みてください。
↓ランキングに参加中です。クリックのご協力をお願いします!!