茨城県・栃木県の冷凍・冷蔵食品物流なら茨城乳配にご相談を!!
ブログ更新2224回目。
人手不足によって輸配送コストはウナギのぼり。
今までは、収益性を高めようと考えた時に真っ先に削減対象に
なるのが輸送コストでしたが、いまでは物流事業者は条件の
悪い案件を無理して受注する必要がなくなったため、運賃は
物流事業者側の言い値に近くなってきました。
この業界で働く私もその相場上昇には驚いています。
先日も、急な病気と怪我で3人のクルーが休職することになって
しまったことから、いくつかの業務の外注を試みて引き受け先を
探してみました。
業界の仲間や知人にも声をかけて探してもらったのですが、
例えば大型冷蔵車で4時間程度、走行距離も50キロ以下の
業務が4万円以上の相場になっていることがわかりました。
ちょっと前までなら、2万円前後で見つかった案件ですから
およそ倍になっていることがわかります。
原価計算上では少し過剰な価格のような気もしますが、
もし受注後に自社の社員が対応できない状態になってしまう
リスクを考えると、外注先が見つかる安全な運賃以上で
受注したいと考えるのは仕方がないことかもしれません。
派遣社員を使うとしても首都圏の大型免許保有者の派遣時間単価は
2500円前後にまで高騰していますから5時間で12500円となり、
それに車両コストや保険など経費が上乗せされるのでそれなりの
運賃になってしまいます。
そう考えると、提示価格も納得できる感じです。
今後は、大型の冷凍・冷蔵トラックを1日スポットチャーター
する場合、運賃は最低でも5万円以上と考える必要がありそうです。
↓ランキングに参加中です。クリックのご協力をお願いします!!