茨城県・栃木県の冷凍・冷蔵食品物流なら茨城乳配にご相談を!!
ブログ更新2402回目。
1次産業で冷凍・冷蔵技術の需要が拡大しているという
ニュースがありました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191216-00000024-it_monoist-ind
生鮮食品のサプライチェーンの川上である農家など
1次産業では、鮮度を保持しながら生産現場から
輸送工程に繋げるインフラの構築が進んでいません。
今後日本の食材を海外に向け積極的に販売していこうと
するならば安全性と美味しさに繋がる鮮度は外せない
要素ですが、生産現場から物流拠点までの工程には
まだまだ改善の余地があります。
この記事では、収穫から輸送されるまでの間をつなぐために
予冷ができる移動式コンテナが普及しつつあることが
書かれていました。
このメリットは、冷凍冷蔵の温度管理仕様の
トラックでなくても農産品を冷やした状態で物流拠点まで
運べること。
トラックの制限がなくなれば選択肢は大きく広がります。
また、ラストワンマイルに関しても、冷凍・冷蔵食品の
宅配商品を不在時にも受け取れるような温度管理仕様の
宅配ボックスやロッカーの普及が期待されています。
一般物と違って食品の多くは温度変化に弱く、カラスや
動物に荒らされるリスクが伴うため、Amazonが進めている
”置き配”も進め辛い状況にあります。
これらの課題解決に温度管理仕様のボックスやロッカーは
大きな効果を発揮します。
海外、特にアジア圏ではコールドチェーンのインフラ整備が
遅れているため、先進国に対して5倍も輸送中に食品が
傷むそうです。
しかし、後進であるがゆえに新しい技術を受け入れやすい環境とも
言えるので、今後はアジア圏のコールドチェーンの普及スピードは
高まっていくでしょう。
日本の食品物流インフラの変革もスピードアップしなければ
いけませんね。
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