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大手加工食品メーカーが物流改革に乗り出しました。
従来の受注後翌日納品ルールを1日延長して翌々日納品に
変更するという動きです。
この業界は発注を受けたら翌日納品が当たり前。
このリードタイムの短さが物流に様々な困難を引き起こして
きました。
結果として、物流企業からあまり喜ばれない仕事になっています。
例えば、短いリードタイムなのに納品指定時間が割と厳格に
決められている点。
納品先に着いても、納品待ちをするトラックが行列を作っているので
何時間も納品を待たされることは珍しくありません。
しかも手卸しの仕事が多く(パレット持ち帰りが多い)、時間に遅れれば
持ち帰りになってしまうこともあります。
しかも、どんなに時間が掛かってもメーカーや元請企業から支給される
運賃はスムーズに納品できることを前提にしたもの。
待機時間が加味されず、物流企業の持ち出しになってしまうことも
あります。
今回の納品1日延長はこのような仕事をする人たちにとっては大きな
メリットになります。
波動の大きい商品であっても1日余裕が持てれば車両を調達しやすく
なりますし、納品日も分散できる可能性が出てきます。
あわせて荷受け時間も延長してくれれば行列も緩和されるし、
同じトラックの回転を効かせることが可能になり収益性アップと
人手不足対策にもつながるでしょう。
物流業界に丸投げしてきた過去を反省し、このような対策をメーカーが
率先して行っていくことに期待したいですね。
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