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ブログ更新2943回目。
毎年恒例になっているお客様の全国大会にご招待いただいたので
参加してきました。
昨年はコロナの影響で中止になりましたが、今年は万全の感染対策を
講じての開催です。
規模を縮小し、試食会や懇親会は取りやめて第一部の記念講演と第二部の
躍進チェーン大会の二本立てになっていました。
第一部は、渋沢栄一の末裔である澁澤健氏による日本の未来を考える
視点での講演。
印象に残った点は以下の3つです。
まず、これからはESGを意識することが大切で、株主資本主義ではなく
ステークホルダー資本主義という視点をもって経営にあたることが
重要になっていくというお話。
茨城乳配の経営理念にある「共存」に近い文脈でした。
SDGsの視点で経営改革を進めることを考えていたタイミングだったので
背中を押していただいたような気がしています。
次に、「と」の力の話。
渋沢栄一の志を1文字で表すと「と」であるという話でした。
と=and。”○○と××” というように何かと何かをつなぐ1文字。
これからの時代のキーワードとして、OR(AかBか)ではなく、
AND(AもBも)の力が求められる。
込められた意味は2つの何かをつなげることで化学反応を起こし
新たなクリエイションを創り出すこと。
簡単ではないが忍耐強く向き合うことで実現できるもので、
日本人は「と」を使うことに適しているそうです。
例えば、カレーうどん。
カレーとうどん、というまったく違うものに出汁というつなぎを
加えてどちらでもない新たなカレーうどんという価値を創り出した。
それぞれ単体では他国の文化の域を出ないが、出汁を加えて融合させることで
立派な日本の文化に昇華させているというお話でした。
論語”と”算盤も、道徳だけでは未来は見えず算盤も大事という話。
何を加えたら化学変化を起こすかを考えて行動することが大事なんでしょうね。
SDGs視点の経営にもつながる解説で腹落ちしました。
そして3つ目は、日本近代社会の周期性というお話。
1870年~1900年は維新の時代で破壊の歴史。
1900年~1930年は西洋社会に追いついた繁栄の歴史。
1930年~1960年は戦時ー戦後のグレートリセット。破壊の歴史。
1960年~1990年は高度成長期でJapan as no.1という繁栄の歴史。
1990年~2020年は、国内は失われた10年を含み、コロナで世界が止まった。破壊の歴史。
このように日本社会は周期性があるから、今後の30年は繁栄のフェーズに入る
可能性があるというもの。
「History doesn’t repeat itself, but it does rhyme. 」
日本語訳では、「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」
あのトム・ソーヤーの冒険を書いた マーク・トウェイン氏の有名な言葉を例に、
日本には30年周期のリズムがあり、バブル崩壊した90年から30年間続いた
マイナス的なイメージのリズムがそろそろ終わり、2021年から新しいリズムに入って
いくのではないかという予測。
カギになるのは、テクノロジーやインタネットが生み出す新しい価値だそうです。
グローバルな市場を舞台に、これから人口が劇的に増加するインドやアフリカの新興国を
相手に、どのように寄り添っていけるかが日本の未来を決めるというお話でした。
見える未来だけだと暗い未来になりがち。
飛躍した目標であるムーンショットから新しい価値を生み出して欲しいと締めくくっていました。
そう言われると希望が持てますが、どうやって繁栄する側になるか経営手腕を問われると
思うと身が引き締まる思いがしました。
久しぶりの良い講座を聴けました。
いただいた示唆を整理して経営に活かしていこうと思います。
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