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ブログ更新3397回目。
最近は、EVトラックのニュースが新聞で取り上げられる機会が
多くなってきましたね。
導入時期が、イノベーター理論で言うところのイノベーターから
アーリーアダプターに遷移している感じでしょうか。
ここで改めてEVトラックのメリット・デメリットを簡単に
ご紹介していこうと思います。
まず、EVトラックのメリットです。
⑴環境への配慮
EVトラックはほぼゼロエミッションで動作するため、
大気汚染や温室効果ガスの排出を削減できます。
とは言え、消費する電力をどうやって作っているのかを考えると
ゼロとは言えませんが。
⑵ランニングコストが低い
電力の価格がガソリンやガソリンよりも安い場合、EVトラックはより
経済的です。
また、EVトラックは部品点数が少ないためメンテナンスコストが低く、
ブレーキの摩耗も少ないため、修理や交換の頻度が減ると
考えられています。
⑶静音性
内燃エンジンの騒音がないため、EVトラックはこれまでのトラックと
比較してとても静かです。
これにより、騒音汚染を軽減し、深夜や都市部の静かな地域での利用が
可能になります。
一方で、音による危険予知が難しくなるという課題もあります。
犯罪にプリウスが使われるケースが多い理由の1つがその静寂性と
言われているので静かなことがベストではないかもしれませんね。
一方、デメリットは大きく以下の3点になります。
⑴充電時間と走行可能距離の短さ
EVトラックの充電には時間がかかるため、長距離を走る場合には
中間に充電ステーションが必要になります。
また、現状では一回の充電での走行距離がガソリンやディーゼル車と
比較して短くなっているので、この辺が課題になります。
いすゞ社が発表した新型エルフは蓄電池の大きさを変えることで
走行可能距離を伸ばすことに成功していますが、一方でそれは
積載重量とトレードオフになってしまうという課題にもなるようです。
⑵充電ステーションのインフラ
充電ステーションの数や配置がまだまだ発展途上の段階で整備が
遅れています。
これにより、現状の輸配送ルートをEV車に置き換えることが難しい点が
導入の足かせになっています。
ステーションが増えればEV車が増える。
EV車が増えればステーションが増える。
にわとりと卵の関係に近い話になっているようです。
⑶車両価格とバッテリー寿命
これが最も大きなハードルかもしれません。
EVトラックの初期投資コストは、内燃エンジン車に比べてかなり高く
なっています。
国や自治体、トラック協会などから補助金が設定されていますが、
ディーゼルトラックの価格との差分を埋め切れるほどにはなっていません。
またEVのバッテリー寿命は限られており、交換や修理が必要になります。
性能や耐久性が進化しているもの、まだまだ改善の余地が残されているのが
現状です。
長く使用したデータが不足しているので、メンテナンスコストに
不安がある点も導入を迷う理由になっています。
EVトラックの技術や市場の状況は常に進化しており、将来的には
この辺の事情は徐々に変わっていくと思いますが、現状の導入企業は
CSR的な意味合いでの導入が多く、実用車としての価値には
至っていないと考えるべきでしょう。
今後の技術開発に期待したいですね。
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