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ブログ更新3685回目。

今週の安全ポイントのご紹介です。

ディ・クリエイト社から配信された週刊KYT動画で

紹介されていたポイントは、

”事故の過失割合は、同じ事故形態でも相手によって変化する。

　過失にこだわらず、常に事故を起こさない運転を追求せよ”

です。

交通事故は、過去の判例を基にした過失割合によって責任の

割合が決まってきます。

webを検索すればすぐに事故形態ごとの過失割合や修正要素が

出てくるので、その場で負担割合をざっくりと把握できる

ようになりました。

ただ、自動車同士の事故であれば相手が悪い事故でも、相手が

自転車や歩行者だったら過失割合が逆転してしまうケースは

少なくありません。

今回の動画は、一時停止義務が相手側にある信号の無い交差点内に

おける出会い頭の事故の場面でした。

完全に相手側タクシーのミスで過失割合は先方が大きいので

被害事故になりますが、もしこの事故の相手側が自転車やバイク、

歩行者だったらどうでしょうか？

おそらく弱者保護の視点もあって、優先道路を走行している

自社のほうが過失割合が大きくなり、加害事故になってしまう

という解説でした。

自動車を運転するうえで優先すべきは、過失割合の大小で

運転行動を選択するのではなく、事故自体を起こさない行動を

選択する習慣です。

たとえ自車側が優先道路の交差点だとしても、

”一時停止を無視してくる自動車があるのではないか”

”自転車が確認せずに突っ込んでくるのではないか”

といったネガティブな予測をして、速度を落とし慎重に進入すれば

事故を回避することができます。

「あっちが悪い」「こっちは悪くない」といった話をしなくて

済むような運転を心がけたいものですね。

このブログをお読みいただいている皆様も、運転時の参考にしてください。

今日もご安全に。

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