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ブログ更新3860回目。
茨城乳配が取得に現在取り組んでいる中小企業向けSBT認証に関する
社内勉強会を開催しました。
対象は役員およびバックオフィスのキーマンで、講師には船井総研の
環境対策チームのリーダーをお招きしました。
今回の勉強会の目的は、SBT(Science Based Targets)認証の取得を
目指すにあたり、まず地球温暖化の仕組みや社会における脱炭素の
必要性を理解し、その上でSBTとは何か、認証取得に必要な事項、
取得後の取り組みについて知識を深めることでした。
この勉強会で学んだことを少しだけシェアしておきます。
脱炭素への取り組みが企業に求められる理由
近年、地球温暖化の進行に伴い、企業においても温室効果ガスの
排出削減が強く求められています。
異常気象の頻発、海面上昇、生態系の変化など、気候変動による
影響は年々深刻化しており、各国政府や企業が協力して脱炭素社会の
実現を目指すことが急務となっています。
また、ESG投資の拡大やサプライチェーン全体での環境配慮が進む中、
企業が環境対策に取り組むことは競争力の強化にもつながります。
特にSBT認証は、科学的根拠に基づいた削減目標を設定することで、
企業の信頼性を高め、取引先や顧客からの評価向上にも寄与します。
なるほど!と思った学びは、
「地球上の炭素の量は基本的に変わっていない。
これまで地中や海中に埋まっていた炭素が掘り出されて地表に出され
活用されたことで空気中の炭素量が増えただけ」
その代表例が化石燃料で、それらは大昔に地球上に生きていた動植物が
死んで地中や海底深く閉じ込められ、長い時間地球の圧力がかかって
できた物であり、炭素分が凝縮されています。
それを掘り出して燃やせば、エネルギー源としては大変効率が良いの
ですが、 太古の昔から蓄積されていた二酸化炭素が大量に大気中に
放出されるので、大気中の二酸化炭素の量が急激に増えることに
なっているそうです。
中小企業向けSBT認証で求められる内容
中小企業向けSBT認証(SBTi SME)を取得するためには、
以下のような要件を満たす必要があります。
①簡素化された申請プロセス
通常のSBT認証に比べて、中小企業向けには簡易な手続きで申請可能。
自社の温室効果ガス排出量を測定し、科学的根拠に基づく削減目標を設定。
②1.5℃目標に準拠した削減目標の設定
中小企業は「1.5℃目標」に沿った削減目標を設定することが求められる。
スコープ1およびスコープ2(直接・間接排出)について、
最低でも2030年までに50%削減。
③スコープ3に関する対応方針の明示
スコープ3(サプライチェーン全体の排出)については、積極的な取り組みが
推奨されるが必須ではない。
必要に応じて取引先やパートナー企業と協力し排出削減活動を進める。
網羅的な解説で知識が深まる貴重な時間でした。
今回の勉強会で得た知識を活用しながら、当社ではSBT認証取得に向けた
具体的な活動を進めていきます。
さらに、勉強会に参加したメンバーが社内研修の講師となり、
全社的に情報を共有し、組織全体での理解を深めていきます。
SBT認証取得は、単なる環境対策にとどまらず、企業の持続的成長や
社会的課題の解決にも貢献する重要な取り組みです。
今後も脱炭素社会の実現に向けて、企業としてできることを積極的に
進めていきます。
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