茨城県・栃木県の冷凍・冷蔵食品配送・輸送なら茨城乳配にご相談を!!
ブログ更新2984回目。
最近、韓国で深刻な問題となっているのが尿素水の不足。
韓国では乗用車をはじめ自動車はディーゼルエンジンを搭載しているものが
多く、また尿素水をほぼすべて輸入で賄っていることからこのような事態に
なっていると考えられています。
日本は大丈夫!と言われていますが、最近は少しずつ価格も上昇しており、
需要に対して供給不足の傾向になっているようで受注制限もされるように
なってきました。
背景としては、国内需要を賄えるだけの国内生産力はあるものの、
原料尿素は中国から輸入している割合が多く、その中国が輸出規制を
行ったことで輸入量が激減していることがあるようです。
そもそも尿素水はどんな役割をするものなのでしょうか?
尿素水が何に使われるのかというと、ディーゼルエンジンから出る窒素酸化物を
分解するためです。
ガソリンエンジンには不要なのでガソリン車が多い日本の乗用車ではあまり必要が
ないのですが、大型トラックやバスなど産業系の自動車にはディーゼルエンジンが
多く採用されているのでこれが無くなると産業全体や交通手段に影響が出ることに
なります。
ディーゼルエンジンから排出される排出ガスは有害な物質を含むことから
排出ガスを浄化して一定の数値以下にすることが法律で義務付けされるように
なりました。
よって、排出ガス規制をクリアできるレベルまで浄化を可能にする
「尿素SCRシステム」がトラックやバスに採用されるようになりました。
使用状況や車種、エンジンの状態によっても変わりますが、一般的には1,000キロ走る
と約1リットル消費されます。
このシステムでは有害物質を浄化するためにアンモニアが必要なのですが、
アンモニアは人体に有害なだけでなく可燃性の物質ということで
そのまま車載して使用するのは非常に危険で困難。
そこでアンモニアから人体に無害な尿素水を作り出して使用するようになっています。
アドブルー(AdBlue®)という商品が最も有名です。
軽油価格も高騰している中での尿素水の値上げ。
我々運送業界にとって尿素水の枯渇=操業停止です。
コロナ禍で仕事が激減している企業も少なくないので、なんとかこれ以上の値上げを
せずに持ち堪えて欲しいものです。
===================
食品物流のエキスパート!冷蔵・冷凍配送・輸送なら茨城乳配まで
◎関東エリアはおまかせ!茨城・栃木宇都宮・千葉・神奈川
◎冷蔵倉庫・冷凍倉庫を保有!保管まで対応
◎小口配送・大型輸送・スポット便も柔軟に承ります
〇食品の共同配送サービスはこちら
〇冷蔵・冷凍配送輸送の運送会社・物流会社をお探しならこちら
〇輸送効率・運賃の見直しについて無料相談はこちら
まずはお問い合わせください♪
TEL:0120-117-190
問い合わせフォーム:https://nyuhai.net/contact/
===================
↓ランキングに参加中です。クリックのご協力をお願いします!!