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ブログ更新3215回目。
少し前の朝刊に医薬品卸の脱炭素に関する記事がありました。
物流業界の環境対策については、排気ガスの低減による
CO2削減が喫緊の課題。
この記事でも貨物列車を使うモーダルシフトや地域配送を担う
車両のEV化が取り上げられていました。
ハイブリッド車の環境に与えるメリットはカタログデータほど
得られないことが明らかになったことで、次世代の陸送トラックは
EV化が最も有力になっていくと考えられています。
EV化でネックになるのが走行距離です。
現在のEVトラックの性能では宅配レベルの小商圏でしか対応
できません。
日常消費される食品は基本的に単価が安いものが多いので、
それにかけられる物流予算も比例して低くなってしまいます。
1台にできるだけ多く積み込んで満載に近づけることでコストを
抑えようとすると走行距離が延びてしまうので現在のEVの
性能では対応が難しくなります。
冷凍・冷蔵車であれば、冷凍機の負荷が加わるのでさらに
走行距離は短くなってしまいます。
したがい、冷凍・冷蔵食品物流業界においてEVを導入するには
更なる走行距離の延長が必須となります。
また価格もハードルになります。
まだまだEVトラックの普及はこれからですから現在は購入価格が高く、
助成金や補助金を使わなければ採算が合いません。
加えて修理が必要になった時、
・EVの修理機器がある工場が少なく、ディーラーのみの修理になる
・整備士にEV修理のノウハウが溜まっていない
・部品単価が高くなる
こういったことが予想されるので、現状のコスト構造では収益性が
確保できなくなることが不安視されています。
安い海外製のEVトラックという選択肢もありますが、全国的な
サービス網の普及には時間がかかることが予想されます。
まだまだ車両品質に不安が残りますから、故障時の現場対応に
余裕のない中小事業者にとっては購入しにくい状態です。
BtoBの食品物流にEVが普及するためには、車両本体の性能アップと
台数の普及による車両価格の低下、サービス網の構築が条件になると
いうこと。
今後のEVトラック業界の展開に注目です。
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