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ブログ更新3681回目。
先進物流企業視察研修in熊本での気づきの続きです。
熊本は世界的な半導体製造企業のTSMCが複数の工場を
建設していることで、マーケットはちょっとしたバブル状態に
なっています。
物流業界への影響としては、半導体自体よりも工場建設に必要な
建設資材や工場稼働後に必要とな様々な商材や、人材の流入に
よって必要となる消費財の供給で需要が大幅に上がると
予想されています。
1社目の視察先は、年商約100億円の航空貨物を軸に
運営されている物流企業でした。
この企業からの気づきは以下の3点です。
⑴ 本業ど真ん中への大胆な投資
この企業では、TSMCから見た利便性を考えて新規に倉庫を建設し、
柔軟な対応ができるように準備が整えられていました。
工場からそれほど遠くない場所にある既存保有のセンターに余裕が
あるそうなので、普通に考えればそのセンターの稼働を中心に
計画を立てそうなものですが、この企業は未来の拡張性を第一に考え、
TSMC社から見える自社の価値を最大化するために大胆な投資を
行っていました。
加えて、新センターの価値を高めるために依頼から15分以内で
配送ができる緊急配送サービスを提供。
半導体製造工場にとって課題となる部分を仮説検証して、困った時に
頼れる物流企業というイメージを相手に持たせるような工夫がありました。
いろいろなビジネスチャンスが考えられる半導体バブル下にありながらも、
しっかりと物流という本業のど真ん中に対して大胆に投資されている
姿勢から大切な気づきをいただきました。
⑵ 人件費を投資として考える
常に投資を続けることが成長には不可欠。
当たり前のようなことですが、頭でわかっていてもなかなか行動に
結びつかないものです。
経営の王道は、利益=売上ーコスト。
利益を上げたければ売り上げを上げてコストを下げることを
考えます。
でもこの企業は、売上が上がったら利益を大きく出さずに
投資に回すことで未来への種まきを常に行うようにしているという
お話でした。
特に人材についてはギリギリで運営するのではなく、投資と位置付けて
余裕を持った採用と育成を行い、右肩上がりの成長を実現して
いました。
日頃から投資の意識を持つことが大事。
これからしばらくは人をどのように育て活かすかが問われる時代です。
人への投資についてもっと深く考えてみようと思います。
⑶ 交渉の窓口を『OPEN』の状態に保つ
常にリソースに余力をもたせること。
おカネについては、事業運営に障害がでないように余裕をもった
キャッシュポジションにすることは当たり前ですが、この企業は
倉庫のスペースや人材についても常に余裕を持たせることを
優先していました。
例えば、倉庫が満床になると経営的には生産性が上がって嬉しいの
ですが、外部からは「あそこの倉庫は空きが無いみたい・・・」という
印象を持たれてしまい、新たな案件情報や相談が来なくなるそうです。
実際にそのような状態に陥ったことがきっかけとなり、この企業は
近隣の自社倉庫と連動させて常に30%程度は空けておくようにして
いるそうです。
確かに、人手不足だ、倉庫も一杯だと言いまくっている物流企業には
「連絡しても無理だろう…」と考えられてしまうでしょう。
情報を制するために何をするか。
この視点は自社に欠けていました。
中期的に余力を持つ方法を検討したいと思います。
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