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ブログ更新2954回目。
軽油価格が高騰しています。
2021年8月の価格は138.2円/Lで前年比+22.5円、実に19.5%アップです。
昨年はコロナウイルスの感染拡大で原油価格が大幅に安くなった時期が
ありました。
2020年5月あたりが底でしたが、そこから反転して上昇の一途となり
今後もその上昇が止まる気配はありません。
資源エネルギー庁が発表しているデータをみると一目瞭然ですね。
貨物輸配送事業者はこの価格で購入しているわけではありませんが、
上昇率は同じですからそれが経営に与えるインパクトは想像しやすいと
思います。
たとえば、大型トラックで1日300キロ走行する業務の場合、燃費効率が
4Km/Lで計算すると75リッターの軽油を消費することになります。
昨年の8月の軽油価格は1Lあたり115.7円ですが、今年の8月は
138.2円になっています。
その差は22.5円。
1日1台あたりのコストアップは75リッター×22.5円=1688円となって
しまいます。
仮に55,000円の運賃だったとすれば約3%に匹敵します。
中小の貨物輸送事業者の経常利益率は2%~5%と考えると、約3%が
どのような意味を持つかわかりやすいと思います。
中型トラックも検証してみます。
1日200キロ走行を前提とすると、燃費効率が6Km/Lで計算した場合、
約33リッターの軽油を消費することになります。
こちらも22.5円×33リッター=743円となり、仮に運賃を30,000円と
仮定すると約2.5%に匹敵する額になります。
物流事業者はトラックを稼働させるために軽油が不可欠ですが、
コロナ禍で経営が苦しい荷主企業も多く運賃交渉は難しい状況です。
特に冷凍・冷蔵食品の輸配送事業者は、人間が生きるために必要なものを
流通させるライフラインの役目を担っていますから、365日休みなく
稼働することからその影響はさらに大きくなります。
物流は国の経済を支えるライフラインであることは昨今の自然災害時や
コロナ禍を考えれば明白なはず。
政治がなんらかの施策を考えていくべきではないか。
そんなことを考えずにはいられません。
軽油価格ばかりでなく物価全体が上昇していく中で、お客様をサポートしながら
共に成長していくためにどうすれば良いか。
答え探しには時間がかかりそうです。
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