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【正義を語る前に――トラックGメンに会って考えたこと】茨城乳配の冷凍・冷蔵食品物流ブログ

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ブログ更新4059回目。

 

 

 

 

先日、とある会合でトラックGメンの担当者の方とお会いする

機会に恵まれました。


ニュースや制度としては見聞きしていた存在でしたが、

実際に現場で動いている担当者と話すのは初めて。

せっかくなので雑談も交えながら、今のトラック業界の変化について

いろいろ伺ってみました。

 

その会話の中で私が強く感じたのは、本気度でした。

トラック業界の構造問題は、”昔から分かっているけど変わらない”

言われ続けてきました。

荷主企業、元請け物流企業、着荷主企業、そして着荷主側が

委託している物流企業。

関係者が多く、責任の所在も曖昧になりやすい。
結果として、現場には無理が蓄積される仕組みが残り続けて

きたのだと思います。

 

しかし担当者の方のお話を聞いていると、今回の取り組みは

旗を立てただけではなく、実際に現場を見て、声を聞いて、

仕組みを適正化しようとしている。

そういう印象を受けました。

 

特に興味深かったのは、荷主企業や大手元請け物流企業、

そして着荷主企業の三者それぞれに対して是正を促すだけでなく、

サプライチェーン全体を正常化し持続可能にする視点を持っている。

単に運送会社を守るという話だけではなく。

これは非常に大切なことだと感じました。

 

そして、何より印象的だったのが、卑怯・姑息を許さないという

姿勢です。

表面では改革に前向きな顔をしつつ、裏側では消極的。
いまだに下請けいじめが残り、優越的地位に胡坐を

かいている企業が少なくない。
そういった見えにくい抵抗に対しても、曖昧にせず適正化を進める。

そこには、働く者がそれに見合った報酬を得られる

サプライチェーンを実現したいという強い意志を感じました。

 

 

この姿勢を前にして、私自身も背筋が伸びました。

物流業界は社会に不可欠な仕事ですが、現実には長年、

過剰なサービスや安価な条件で競い合うことで、無理な要求が

まかり通ってしまった側面も否定できません。

だからこそ私たちも、権利や正義を主張するだけではなく、

ここまで歪んだ構造になってしまった原因を謙虚に自分たちにも求め、

改善を進めていく姿勢が必要だと痛感しました。

 

誰かを責めるだけでは、何も変わらない。
けれど、変える努力を諦めた瞬間に未来はもっと苦しくなる。

トラックGメンの方と話して感じたのは、そんな当たり前のことを

もう一度現実として突きつけられた感覚でした。


茨城乳配もまた、誠実に、正しく、そして持続可能な物流を

つくる側として、できることを一つずつ積み重ねていきたいと

思います。

 

 

 

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