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ブログ更新4212回目。

今週の事故防止研修では、生活道路の交差点で発生した
事故映像を使ってKYT(危険予知トレーニング)を行いました。
映像では、自車が住宅の並ぶ生活道路を走行しています。
前方には一時停止が必要な交差点がありました。
ところが走行中に携帯電話へ着信があり、ハンズフリーで
通話を開始。
そのまま会話を続けながら運転していたところ、
一時停止を見落として交差点へ進入し、左側から来た
車両と接触してしまいました。

今回の事故で改めて考えたいのは、ハンズフリーだから
安全とは限らないということです。
もちろん、スマートフォンを手に持って操作することと
比べれば、ハンズフリーは手や視線を奪われにくくなります。
しかし、会話そのものに意識を取られれば、
運転に向けられる注意力は低下します。
特に仕事の話など、考えながら答えなければならない
内容であれば、頭の中は運転と会話の同時進行です。
目では前を見ている。
手もハンドルを握っている。
それでも、必要な情報を認識できていない。
今回の一時停止の見落としは、そんな「意識の脇見」の
怖さを感じさせる事故でした。
2026年9月から、一定の生活道路では自動車の法定速度が
30km/hに引き下げられました。
生活道路には、幹線道路とは違った危険があります。
住宅や塀などによって見通しの悪い交差点があり、
歩行者や自転車、子どもなどが突然現れる可能性もあります。
だからこそ大切なのは、単に30km/hという数字を
守ることだけではありません。
なぜ速度が引き下げられたのかを理解して運転することです。
今回の映像では相手が自動車でしたが、
もし左側から来ていたのが自転車だったら。
もし横断しようとしていたのが子どもだったら。
事故の結果は、さらに重大なものになっていたかもしれません。

物流の仕事では、運転中にも会社や取引先などから
電話が入ることがあります。
しかし、電話に出ることより安全に目的地へ
到着することのほうが、はるかに重要です。
ハンズフリーだから大丈夫と考えるのではなく、
急ぎでない通話は安全な場所に停車してから折り返す。
運転中に必要な通話をする場合でも、できるだけ短時間にする。
生活道路に入ったら、さらに意識を切り替えることも大切です。
生活道路の30km/h規制はゴールではなく、
安全運転のための最低限のルールです。
事故を防ぐ最後の一線は、標識や制限速度だけではありません。
その道路にどんな危険が潜んでいるのかを想像し、運転に集中すること。
今回の事故映像から、改めてその基本の大切さを学びました。
このブログをお読みいただいている皆様も、安全運転の参考にしてください。
今日もご安全に。
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